1
得点八分に予備校要らず |
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満点を狙わず、八割程度の得点を目指せば、浪人することもなく、予備校に通うこともない。
(腹八分に医者要らず)
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2
浪人の人も春が来れば大学生 |
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来年の春が来れば誰でも大学生になれる心配はいらないというたとえ。また、たとえ時間がかかろうとも、その時期になると自然に大学生になること。
注:但し努力は必要です。
(日陰の豆も時が来ればはぜる)
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3
睡眠も勉強のうち |
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睡眠が減っては勉強の効率が下がるので、勉強の一部と思って睡眠時間を確保するべきである。
(腹も身のうち)
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4
春過ぎて大学遠し |
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季節的には春となってしまったが、まだ目的の大学入学が果たせず、浪人になってしまったこと。
(日暮れて道遠し)
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5
駿台も自慢のうち |
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表面上は如何にも予備校生ですと謙遜したふうでありながらも、実は駿台の特進(スーパー)コースに通っていることをひそかに自慢すること。「来春になれば東大生だ」という意思が隠れ見える。
(卑下も自慢のうち)
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6
不合格の噂も七十五日 |
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不合格になった事実は親戚や知人にすぐに伝わるが、夏ごろには忘れ去られているので、気にしなくても良い。
(人の噂も七十五日)
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7
受験の点は九分十分 |
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受験生の得点は似たようなもので、大差はない。ちょっとしたケアレスミスなどで不合格になったり、勘が当たっただけで合格したりする。
(人の心は九分十分)
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