1
試験場の敵は予備校の友 |
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試験の時は、周りの受験生はみんな敵である。その敵のうち幾人かは予備校に通い、そして友人になる。出会いとはこんなものである。
(昨日の敵は今日の友)
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2
早慶受からず |
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早稲田と慶應、言わずも知れた日本を代表する超難関私立大学である。しかし、受験となると出題傾向も異なり、受験対策は大変である。両校を志望大学とした場合、共倒れとなる可能性が高い。
(虻蜂取らず)
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3
学力低く、浪人痩せる秋 |
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収穫時期を迎える秋は、気候も良く、食べ物がおいしい時期であり、何の心配事も無い人はちょっと太る時期である。しかしながら、浪人生は現役生の追い上げもあり、思うように学力が伸びず、スランプに陥る時期でもある。
(天高く馬肥ゆる秋)
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4
浪人に懲りて二部を受ける |
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一部に合格できる実力を持ちながら、来年もこんな辛い受験勉強をしたくという気持ちから、行きたくもない二部を受験すること。
(あつものに懲りてなますを吹く)
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5
アホな大学ほどよく大学名を言う |
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あまり世間的に評価されていない大学に通う学生ほど、大学名を口にするものである。
(弱い犬ほどよく吠える)
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6
採点官にも赤ペンの誤り |
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人生を左右する試験の採点。非常に重要な仕事をする採点官であるが、やはり間違いはある。それによって人生が変わった人が何人かいる。
(弘法にも筆の誤り)
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7
地下鉄 |
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トンネルを抜けるとそこにはバラ色の人生が待ち構えている。しかし、地下鉄は、いつまで経ってもトンネルの中である。
(多浪生)
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