◆教育委員会は機能していない。 (12月17日)
 統廃合後の新戎小学校の児童数は、予測はできる。必要な教室数や基準にあった運動場の面積も簡単にもとまる。新戎小学校の運動場面積が公表されていないので正確な答えはできないが、現状の運動場の面積であれば基準を満たすことができない。さらに35人学級や30人学級を頭にいれているのであれば統廃合するのではなく校区編制の見直しに着手する必要性を市民に訴えて理解を得る必要があるのではないか。
 中学校についてはどうなのだろう。新設の中学校は本当に必要ないのか。いまなら建てるための用地として三宝伸銅の跡地がある。南海本線より海側の浜側地区に中学校があれば中学校の問題は解決する。道路建設する予算があるならその分を中学校建設に回すことはできないのか。この質問に関して教育委員会の回答は「そのような予定はありません。」ということだた。既存の3中学校の施設でまかなう考えだが1校分の生徒が増えるのに本当に大丈夫なのか心配だ。
 教育委員会が一番考えなければならないことは、子ども達のことではないのか。財政赤字の中でもあっても必要な教育予算を求めていくためには、学校整備計画を早急に策定し計画に基づいた予算確保をしていくこと。それをしない教育委員会は怠慢と言うしかない。