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今日、路面電車の復権が進んでいると言われる。クリーンな交通手段として見直され、またLRTなど新しい市内電車の形が模索されつつある状況がそう言わしめるのであろう。 だが、相変わらず路面電車は厳しい状況に置かれているといわざるを得ない。よほど利用がない限り、採算を取るのが難しいという現状は変わっていない。 名古屋鉄道の岐阜市内線(岐阜駅前〜忠節)・揖斐線(忠節〜黒野)・美濃町線(徹明町〜関)・田神線(田神〜競輪場前)は、廃止が届け出られ、来年(2005年)3月末での廃止が決定的になっている。 去る4月1日、友人の「瑞稀の使者」とともに乗りに行ってきた。 12時06分、岐阜着。現在岐阜市内線の岐阜駅前〜新岐阜駅前は休止になっていて、線路はアスファルトで埋められていた。 岐阜駅から歩いて5分ほどのところに名鉄の新岐阜駅はある。商店街へのアクセスはこちらのほうが便利かも。たいした差はないのだが。 岐阜駅前から黒野行きの電車に乗る。黒野までは、以前揖斐線(黒野〜本揖斐)や、谷汲線(黒野〜谷汲)が廃止になる前に乗りに行ったときに乗ったのだが、一応。 市内電車というものはそれなりの本数が走っていないとあまり意味がないと思う。だが、岐阜市内線と揖斐線は1時間に4本しか運行していない(後で知ったが美濃町線と田神線はもっと少ない)。さすがに少なすぎのような、、、、、 利用者はそれなりにいる模様。 軌道区間の岐阜市内線と鉄道区間の揖斐線の境目である忠節駅への入り方が面白い。今まで路面を通っていた軌道が十字路を横切って専用軌道へ入るのである。 忠節から先は単線。途中駅で行き違いがある。ダイヤがよほどうまく作られているのか、途中あまり待たずに行き違いができるようになっていた。 忠節から20分と少しで黒野着。以前来たときとあまり変わらないが、終着駅となってしまい、幾分寂れた感じがする。 すぐに折り返しの電車に乗り、岐阜市内線の徹明町へ。ここから美濃町線に乗り換えて関まで行く予定なのだが… 次の電車は45分後だった… 徹明町〜競輪場前は1時間に1本しか電車が走っていないのだ。ちょっと驚いた。利用者はいるのだろうか、、、 新岐阜駅から田神線経由関行きの電車があることに期待し、新岐阜へ急ぐ。だが、関行きは50分後だった、、、 瑞稀と相談した結果、とりあえず昼飯を食べながら考えようということになり、徹明町近くのマックへ入った。マックは全国何処へ行ってもマックである。いつものようにてりやきマックバーガーセットを注文。 いろいろ考えたが、とりあえず徹明町が近いので徹明町から乗っていくことにした。 マックから出ると、もう電車は停まっていた。本日初めて乗る名鉄らしい真っ赤な電車。多分590型。 客はワシらのほかに1組の親子(だったはず)。 徹明町からの電車と田神からの電車では競輪場前の停留所の位置が微妙に違っていて、乗換えが出来なくなっている。ワシらが乗っている電車の前を田神からの関行きの電車が走る。 この電車の終点野一色に着くと、すぐ前に先ほどの電車が停まっている。こちらに乗り換えて関まで行くのである。 乗るなり、瑞稀は眠った。 美濃町線の野一色から先は専用軌道であるが、道路と並行していて、面白いといえば面白いかも。 新関と関の間は1時間に1本しか走っていないが、駅間距離が非常に短い。 関では数分で折り返した。 野一色で田神線経由新岐阜行きの電車に乗り換えた。田神〜新岐阜は各務原線に乗り入れる。軌道線仕様の小さな車両が複々線の立派な線路を走る姿はなかなか異様。 新岐阜駅では、ホームが少し離れていること以外は他の路線と特に違いはなく、美濃町線や田神線が軌道であることを忘れてしまいそうになる。 とりあえず思ったこと。本数が少ない。仕方がないといえば仕方がないが、それにしても少ない。その結果として不便な路線になっている。 岐阜市内線・揖斐線などは、郊外は鉄道、市街地は軌道とLRTに近い性質を持っているのだから、もっと上手く活用できるのではないか、と思ってしまう。 つい先日、岡山電気軌道が営業する(設備所有は沿線自治体)という話が浮上したが、資金面の問題から頓挫した模様。 結局のところ自家用車が一番便利、ということなのか… 黒野駅にて。
徹明町電停にて。何故か駅ビルが存在する。
関電停にて。
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