徒然118短い授業の謎




BJが高校3年の時です。


受験生からは比較的、蔑ろにされてしまう科目に「漢文」があります。
※そう思ってるのは私だけかも知れませんが。





BJの漢文の先生は、このようにおっしゃいました。



「毎日、受験勉強で夜遅くまでご苦労さんです。」



「私は授業中に居眠りをする人を起こしません。」



「寝ててもいいです。チェックもしません。」




「でも、他の授業では寝ないようにしてください。」





この先生。80歳近い年齢だったと思います。


なんせ、GHQが校舎を占拠した際に生徒に机と椅子を持たせて


近くの中学校へ大移動したって言ってたくらいです。
※BJの高校は、終戦当時、新築校舎で綺麗だった為に
GHQに病院として使用するからと「退去命令」が出た為に追い出されたそうです。





話を戻します。


この漢文の先生、授業開始のチャイムが鳴ってもなかなか教室に来ないんです。



ま、結果的には「休み時間」が増えるわけで、ありがたい事でした。




そんなある日


いつものように2時間目の授業が終わると同時に弁当を完食。


足早に
食べ盛りBJは購買部へ

昼食用のパン
の予約申し込みに行きました。



その日は、どういう訳か、購買部は大繁盛。


なかなかBJの順番が回ってきません。


授業開始のベルが鳴ります。


あー鳴っちゃったよ。






でも、次は漢文やし、5分・10分教室に戻るの遅れても安心。


チャイムが鳴って5・6分経った頃にようやく購買部のおばちゃんに


パンの予約を完了し、ダッシュで教室に戻りました。





階段を2段飛ばしで昇り続けます。



あまりにも軽やかなBJのステップ。



自然と口ずさむこの名曲。









おしえて」


口笛はなぜ 遠くまで聞こえるの♪


あの雲はなぜ 私を待ってるの♪



おしえて おじいさん


 おしえて おじいさん


 おしえて・・・・






3階から4階へ昇る階段の踊り場で
おじいさん発見!!




おじいさんが、両手を壁について、ゼ〜ゼ〜ゼ〜と大きく呼吸してます。


どう見ても、辛そうです。







「おじいさん大丈夫?」











「5階の教室まであと何階?」






「・・・・・あと、1階と半分です。」







「そっか。。。よっしゃ。。もう大丈夫。」



おじいさん漢文の先生の肩はまだ大きく揺れています。



「しっかし。(職員室から)遠いなぁ〜君の教室は・・・。」



「遠いなぁと言われましても・・・」



ここは、疲れているご老人をおぶって教室までお連れすべきだったでしょうか。



後悔なき人生を歩んできたはずのBJですが



この一件に関しては未だに悔やまれます。



この遭遇事件を機に、漢文の先生が


いつもチャイムが鳴ってもなかな教室に来ない理由がわかりました。





この先生。授業が終わっても職員室に帰らない時が多々ありました。

次の授業が、隣りのクラスとかだった時は、チャイムが鳴ってからも教室で休憩して

開始のチャイムと共に隣りのクラスへ入って行かはるんです。





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