青春の1ページ目 vol.1


高校2年の頃だったろうか。


大阪湾に面する港に「南港(なんこう)」と呼ばれる港がある。


BJたちの住む町からその南港まで直線距離にして約15・6キロ。


いかんせん、大阪の道路事情は良くないので、車で行くなら時間帯にもよるが


約一時間はかかる。


ある日、BJたちは、その南港へ夜釣りに行くことにした。


しかし!


当時、高校生。


車はあっても。


運転はできても。



免許がない!



無理して週末の幹線道路を走り検問にでも遭ったらえらいこっちゃ。


そこで、検問に遭っても問題のない移動手段。


そう。友人Y君は、中型のバイクを所有していた。


しかし、バイクの定員は言うまでもなく2名。


皆で一緒に行くって訳にはいかない。


5人を運ぶためにはライダーである友人Y君が


4往復半を走らないと5人が南港へ行けないのだ。


Y君はこの計画にあっさりとオッケーを出した。


Y君の
若さゆえの勇気ある決断であった。



かくしてBJたちは、南港へ夜釣りに行くことを決めた。



Y君


BJ  H君








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